どんな顔をすれば
昔スポーツをやっていたせいなのだろうか

店番をしていてもウィンドーに人が近づき「どれどれどんな物が置いてあるのかな」
「何の店なのかな」と店の中に目をやろうとすると
何か目線、視線、人の気配を感じ顔を上げてしまう、視野が広い

するとちょうど近づく人と目と目がパチッと合ってしまい
「や、何でもないよ」というようにあちらの空を眺めそそくさと立ち去ってしまう
何か「ゴルゴ13」のような、俺の後ろに立つんじゃねえ、とばかりに野生の勘が仇となる

最近立ち寄って下さる方が「こんなに話すんだとは思わなかった」と
昔から信用できないほどの、男のおしゃべりで・・・・

話をするシチュエーションがあれば話すのは平気、おしゃべりだから
お店に入ってくる、話しかけられる、何かを聞くために話しかける、仕事で、会議で、顔見知り
けれど用もないのに若い女性などには、とてもとても

で、話はもどり
通り過ぎる人がこちらを見ているのを感じた場合
気づかない素振りでその人が好きにされるのをじっと待つということに挑戦することした

けれどこれも顔を上げるタイミングが難しい
何か本でも読んでいるのなら良いのだが、何も無しでは・・・
コンピューターはあいにくウィンドー方向を見る事になるセッティング、うーん

そんなにお話しするのなら、もう少しニコニコしていたら、とは
それってやっぱり、胡散臭そうな男がやっている店で、ワインがあって酒が飲めて、コーヒーもあって
バッグ屋だとか、何なんだろうって、そのまんま近寄らない人の疑問じゃないか

先日勇気ある方に言ってみましたところ、「何もないのにニヤニヤしていたら余計におかしい」と
そりゃあそうですよね、と思わず頷いてしまった

昔『美味しい顔ってどんな顔〜♪』っていうコマーシャルがあった
あれは小さな子供の笑顔だから良い、何をしても可愛いし
日本はしょせん『子供』『動物』『お年寄り』なのだから、テレビの高視聴率獲得番組

『男の顔は履歴書』、こんなのもあったな
しかし今はみんな若く見えて当てはまらないのでは?これも栄養価の高い食べ物のおかげなのか
女性ならば普段からのお手入れの賜物?なのか

まあ一つしかないこの顔だからと諦めて
それじゃあ危なくなさそうだから入って見ようかと思われるように、これを書いていたりして と・・・。

余談を一つ
店の中を暗くしていますと
ウィンドーを鏡代わりに
右を向いたり左を見たり
歯にも
何か着いていないかと
歯をむいて。
気をつけて下さい中からは
丸見えですから
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