歌手
最近は便利なもので、パソコンでいろいろな画像を見たり音楽が聴けたりする
それに伴い著作権との関係もいろいろ出てきていて、CDや本・ビデオが売れなくなり
そのため本元が続けられなくなっては元も子も無くなるのですが、このあたりは難しい問題です

さて、もう1年も前だろうか友の勧めで2006年に掛川市の『つま恋』で行われた吉田拓郎のコンサートの模様を聴いている
その曲は『永遠の嘘をついてくれ』、曲を作ったのは中島みゆき、このコンサートにゲスト出演し彼と共にこの歌を歌っている
曲の出だしと最後は吉田拓郎が歌うのだが不思議なもので彼が歌うとこの歌は吉田拓郎の歌と思えてくる
コンサートだから彼に合う歌を選曲したのだろうか

この年代の歌手(作者)が歌う歌は人生を語ったものが多くこの歌もまた良い、会場で聞いた時も良かったそうだ

その流れという訳ではないが最近中島みゆきの『ホームにて』を聴いた、そして『あした』も
『ホームにて』は手嶌葵が歌うCMに使われたものを聴き、本人のものを
『あした』はホームにての流れで、20年前当時のKDDのCMをいまだに覚えているという書き込みから
泣きじゃくる若い女性の映像にこの曲が流れている

どちらの歌も情景が浮かび思わず泣けてしまう、そんな曲

聴く方がこんなに泣けるような曲を、歌う方は泣かないで伝えなければならない
情感を込めれば泣けてしまうだろう、上っ面の歌では伝わらないであろう

もしかしたら歌手って凄い事をしているのかも とそう思った

意地の悪い言い方をすれば、職業病?なのか
何回も何十回も歌い続けるうちに涙は枯れるのだろうか、止めることが出来るのだろうか

ただ、私もこの両方の曲も昔から知っていて口ずさんだこともあるのだけれど、泣いたりしていない
素人の鼻歌でまあ口ずさむ程度、歌詞もしっかり見たことも、読んだ事も無いわけだから
今回歌詞と共に何回も聴き直したから『泣ける』その意味が解ったわけで
そんな軽い意味で歌手は歌っているのでないだろうと起こった疑問だったのですが

同じ意味で俳優という人達も同じ様ではないか
映画館でハンカチを当てる観客の前のスクリーンには泣き笑いを誘う俳優たちがいる
舞台の上で観客の啜り泣きを耳にしながらも演技している俳優たち

今まで良い歌を聴き感動し良い映画を見て涙したが
こちら側からあちら側の事を考えたことなど無かった

いろいろなコンサート映像で泣いている姿も多く見られるパソコンに
泣いていて何を歌っているのか解らない歌手も無く、そんな俳優たちもいない

なぜ今かは解りませんが、あちらが無ければこちらの涙も無いなと今更ながらに思いながら

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