nozaki
ヒロシマ原爆の日に何を想う
つい先日『広島原爆展』を浜松復興会館で開催していた
やはり戦争は悲惨だと改めて感じた
そしてその国家の上に立つ者の資質が大きく問われる事なのだとも

この時期になると深夜のテレビでは戦争のことが多く放送される
最近のその番組は実体験の証言が多い

その昔から 愚痴は言わぬ、沈黙は金と教え込まれた兵士達は
負けて生きる事を「ぶざま」と言われ自爆自決を選んでいた

そして時が流れ、それぞれの戦場で生き残った者が
「自分達が言わなければあの愚かな戦争は、死んで行った戦友は浮かばれない」
と重い口を開く様になった

いろいろな戦場でさまざまな悲劇があった
死をいさぎよしとした司令部の狙いは見事に的中し
その司令部の失策は時と共に忘れ去られるはずだったのか

また降伏、投降を禁止し、捕虜になれば酷い仕打ちが待っていると
そう考えると国際法で守られる捕虜の保護義務などもきっと知るよしも無く
自分達がしてきた事をされると思ったのだろうか

日本には嘘が多い、というか真実が解らない

数年前、沖縄の集団自決に関し「軍の関与は無い」と言った政府
しかし今、自分の家族を手にかけたと言う人の証言も出てきている
そして投降しようとすると、向こうの敵に殺されるのではなくて
背後から味方の日本兵に撃たれて殺されたと言う証言さえも

何年か前元海兵隊の米国人が広島を訪れ、今まで原爆は正当だと思っていたが
あの時の人々、そして今も苦しむ人々を見
核の廃絶を米国で訴えその運動をするまでになったという

確かに日本は唯一の被爆国である
この事を基に非核を訴えていくことも大切である

しかしこの事と同じように日本が何をしてきたか、海外で、日本で、を
正しく歴史の1ページとして記録していくことも大変大切ではないのか

今若者が学ぶ日本史の本も、日本に都合よく事実が薄められていると聞く
100年たっても1000年たっても日本という国が存続していく以上
真実は1つでなくてはいけないのではないか

太平洋戦争の敗戦ちかく、資料という資料は焼き尽くされたと言う
これでは後世の人達の良心によっては事実は捻じ曲がる

米国には公文書館と言う物があり誰もがその資料を見ることができるという
この戦争の資料も数多くあると言う、このような事こそ学ばなければ

あの「きのこ雲」が世界のあちこちで見られることの無いように
地球の一員として協力していきたいものである、
真実は一つと、自国の愚かさやせつなさも知ったうえで
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